言葉を慎み給え(ことばをつつしみたまえ)とは、真の王たる者の前での礼儀というものを教えてやる際に使用する文言である。王としての自覚を明確に把握し、己と己以外の存在をハッキリと分けることとなったその者は、自らに対しての態度をそれに相応しいものにしないということは反逆とみなすという、凄まじい姿勢でこの言葉を吐き出すのである。